令和5年度 福岡県立筑紫中央高等学校(全日制)第1学期始業式式辞
新校舎でのスタートとなる新学期となりました。
本日から、令和5年度が始まります。生徒の皆さんは、学年が一つずつ上がり、今、新たな思いでこの始業式に臨んでいるものと思います。
新しい校舎で学びが始まります。皆さんが、明るい教室や体育館で意欲的に学び、読書や勉強に集中できる素敵な図書館で読書をする学校生活を楽しんでいる姿を見られることを心から期待しています。そして、皆さんが整えられた環境での学校生活を通してますます笑顔の素晴らしい明るく元気な筑中生として成長していくものと確信しています。
そして、4月からはマスクの着用を皆さんや先生方にも求めないことを基本とすることになりました。3年間のマスク生活に慣れ、外すことがためらわれるかもしれませんが、楽しい時は笑い、悲しい時は泣く、それぞれの場面での感情を表現し、顔の表情からも気持ちを理解できるようになり人間関係の向上を図って欲しいと願っています。もちろん、公共の場や体調が優れない時はマスク着用が必要です。
さて、3年生にとってはいよいよ本年度が最終学年であり、最高学年です。残されたこの1年、自らの夢や希望を確かめ、これまで培ってきた学力と人間力を基に一歩一歩進んでください。この事が飛躍に繋げる確かな道です。
2年生は、本校の中核となる学年です。本校における様々な活動の、中心的存在です。学業に、部活動に、思う存分エネルギーを注いでください。明日入学する新入生を温かく迎え入れてください。最上級生である3年生をしっかりと支えてください。皆さんの熱い思いと行動が、多くの人の期待に応え筑紫中央高校の新たな歴史を刻んでいくことになるのです。
今年も先生方の異動がありました。引き続きお世話になる先生方も、また、新たに本校職員となった先生方もいらっしゃいます。いずれも、生徒を第一に考え、生徒の一人一人にとって誠心誠意で接していこうという気概に燃えて皆さんを支援されます。生徒の皆さんは、この先生方の指導を仰ぎながら、それぞれの目標達成に向けて力量アップに努めてください。校長としての心からの願いです。
この新しい1年が、生徒の皆さんにとってかけがえのない素晴らしい成長の年となるよう、心から祈念し、式辞とします。
令和5年4月6日 筑紫中央高等学校長 林 節子 |