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3学期始業式校長式辞

最終更新日 [2023年1月10日]  

令和4年度 福岡県立筑紫中央高等学校(全日制)第3学期始業式式辞

                          

新年あけましておめでとうございます。

冬季休業は昨日で終わりましたが、生徒の皆さんは冬休みの間もウィンタースクールや部活動によく頑張ってくれました。

さて、令和5年が始まりました。今年は筑紫中央高校にとって、新校舎への移転という記念すべき年です。本校は昨年大野城市制50周年のセレモニーやイベントに、大野城市にある唯一の県立高校として参加協力し期待に応えることができました。西鉄大牟田線の雑餉隈から下大利駅間の高架が実現し、今後は沿線地域が開発され、市民の方々がスポーツを楽しめる場所にしようと検討されており、「新たなにぎわいの場」となるはずです。私は、この機会に、本校の生徒が志をもって広く学び、たくましく生き抜く力をもち公共のために尽くすよう育成したいと再認識しました。そしてそのことは、大野城の発展に協力する中心的な存在として、さらには、福岡県のほぼ中心地であるこの大野城市にある筑紫中央高校が福岡県のモデル校でありたいと願い、実現への一歩だとも考えています。

今日は皆さんに言葉を発することの大切さや私の想いを話します。

冬休み中に、1・2年生の希望者を対象にエンパワーメントプログラムが実施されました。春日高校の生徒も数名加わり約30名の生徒が、グループになり、一緒に英語でプレゼンテーションやディスカッションを行いました。5日目には、見事英語で堂々とプレゼンテーションをしている姿を見たときの感動は私ばかりではなかったと思います。生徒達は、英語を話すことが怖くない、自信がついた、自分の意見を声にだしていきたいと感想を述べ合ったそうです。この事は参加した生徒が貴重な何かを得た証だと考えています。

言葉を持たない植物は、芽を出し、花をつけたり、葉の色を変えたりと表現しています。私たちは言葉で考えや意見を伝えることができます。これこそ人としての特性であり、将来を開く一つの方法であると考えます。先に話した西鉄電車の高架化も半世紀に及ぶ市民の願いから実現したことであり、本校の全面校舎改築も同窓会や関係者の皆さんの願い、伝える努力があったからです。自分の考えや思いが実現するとは素晴らしいことですが、私は、結果を導いた努力、願いや想いを伝え続けた努力に最高の賛辞を贈るべきと考えています。皆さんも言葉で伝える大切さについて考えてみてください。

結びに、3年生の皆さんはもうすぐ卒業です。卒業式は新体育館で挙行します。そして最後のホームルームを新教室で行うことになります。自らの願いを言葉でかみしめ、精一杯その実現に向けてやるべき事をやり抜いてください。皆さんの願いがかなえられることを信じ、心から願っています。

1・2年生は4月から新校舎での授業が始まります。旧校舎解体やグラウンド整備工事等でざわつく環境があると思いますが、自分の意見を述べ、友人と語り合うことも含め残りの学校生活が生涯忘れられない宝物になるよう祈念し、挨拶とします。

令和5年1月10日 筑紫中央高等学校長 林 節子


写真部準特選者2名と軽音楽部準グランプリ受賞「pajaming」のメンバー


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