2025年3月1日(土)
令和6年度卒業証書授与式

令和7年3月1日(土)第77回卒業証書授与式を挙行しました。

林校長は式辞で、「新校舎が完成し、伝統を引き続き、新しい歴史を創ろうとした77期生であった。そして、大野城市民の方々の願いであった西鉄電車高架が、市制50周年を契機に完成し、地域の環境が大きく改善し、地域発展はもとより本校の今後の発展にも良い影響を与えていただいている。これらの大事業から私は夢を持つこと、そして実現に向けての熱い思いとたゆまない努力の必要性、大切さを改めて認識しました。皆さんも、これから大きな夢を持ちそれを実現するには様々な困難があろうとも簡単に諦めることなく、粘り強く実現にむけて進んで欲しい。修学旅行で訪れた東北での研修では、地震で、かけがえのない親や友人を一瞬にして亡くす経験をした人々との交流で、自然災害の恐ろしさを実感したこと。修学旅行から4ヶ月後に発生した能登半島地震に、自分のことのように被災者を思う姿があり、今後の人生で、自然の恵みと脅威についても考え、自分が取り得る適切な行動をしてくれることを願っている。また、学校行事体育祭では、生徒一人ひとりが自分の限界を越えるよう取り組み、それぞれが役割に応じてリーダーシップを発揮し全校生徒の心と行動をまとめ成功させたこと。勉強面や部活動面でも、今まで以上の成果を上げ、結果だけでなく、一人ひとりの研鑽・努力、仲間との信頼・協力が後輩達に受け継がれていく貴重な宝であると確信していると。これからも自分の可能性を信じて、高校での経験を自分の力に変えて不測の事態にも適切に対応し求める道を進んで、自分らしく輝くことを強く願っている。そして、健やかで幸多きことを祈念していると、卒業生に式辞を送った。

「卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでの努力と経験を生かして、これからも自分を信じて、新たな道でも輝かしい未来を切り拓いてください。皆さんのご活躍を心からお祈りしております。」
福岡県立筑紫中央高等学校